イマイチ?発見

waterproof1昨日は久しぶりに現場を回りました。やはり現場が基本なので、いくら途中途中で社内検査をすると言っても、あまりお任せばっかりでもいけません。今日もある発見をしたので、早速修正の指示のメモをつくりました。それは、換気口への防水テープの貼り方です。外壁の通気層の役割は、躯体の湿気を逃がすことが大きな目的ですが、躯体に張られた透水防湿シートによって外部からの雨水の浸入を防ぐと言う副産物的な利点があります。ただし、この透水防湿シートを貼った状態で水をホースでかけても中に入らないような施工ができるているかどうかが問題で、雨漏り事故の原因の多くはここにあり、私が一番注意して視るところです。特に電線や換気パイプの貫通部は危険なのですが、この写真の換気口用の専用部品は優れものなので、防水テープで安心の貫通部ができます。ただ、今日の発見とはテープの貼り方がちょっと完全ではないのです。テープを下から貼る順番は良いのですが、横が縦よりはみ出さないように、縦は上にはみ出さないようにしなければ危険が残ります。雨はあなどれません。