琵琶湖に流れ込む安曇川の近くの鮎の中間育成施設の見学をしてきました。下伊那漁協でも放流用の稚鮎を入れている業者さんで、稚鮎を琵琶湖で早くは12月から捕って水槽で育てて4月から出荷しているそうです。20年くらい前から鮎には冷水病と言うほとんど死んでしまう病気が流行り出して、特に琵琶湖産の鮎には多く発生していました。元々琵琶湖産の鮎は縄張り習性が強く、また太くきれいなので釣り師には人気がありましたが、病気のせいで魚影は薄くなりどこの川でも釣れなくなって釣り人口まで減ってしまったと言ってもいいくらいです。しかしがまんの年を経ているあいだに鮎は段々と耐性つけてくれた上に、この施設のように加温処理(28度まで上げると病気持ちは死んでしまう)をすると水温が上がっても病気がほとんど出なくなり美しく艶やかに育ち、去年のように我々をとりこにします。今年、漁協ではこれらの稚鮎を早期に入れる予定だそうです。放流直後の大雨は大敵ですが、実際に見れば余計に期待できます。
