かんがい

irrigation昨日の午後は、フロンティア倶楽部で地域を知るための勉強会をしました。それで何を知ったかと言うと、昭和44年に完成した小渋ダムの水を利用するかんがい事業で、松川町の生田から豊丘村、喬木村、飯田市下久堅の天竜川東の河岸段丘にある畑や田に水を供給する大がかりなものです。私が小さい頃は、家もそうでしたが養蚕の為の桑を伴野原(天竜川より一段上の平らで広い段丘)一面に作っていました。その更に上の高さにトンネルを掘って水を通してあるのですが、下久堅までは延々19kmを谷の所はサイフォン利用して引いてあります。家の畑の辺りは昭和53年に完成したそうなので、今のような果樹園原になったのはきっとそれからなのでしょうが、この水が地域の農業に与えた影響は大きいのですと言うか、この水が無ければ今の果樹や柿中心の農業はないのでしょう。その恩恵で家の小さい畑にもコンピューター制御のスプリンクラーで自動で水が撒かれます。当時の事業費として60億円要したそうですが、直径1m余の水路は手堀りのトンネルで、難儀な工事だったと想像されます。それにしても山あり谷ありの地形の所を水を通すという、先を見たとんでもないことを考えた人がいたものです。頭が下がります。(写真は生田分岐近くの点検用リフトと終末の下久堅貯水池)

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